飲食店の開業前に知っておくべき飲食業開業マニュアル~店舗物件条件調査のポイント

飲食店の開業を成功させる店舗物件条件調査のポイント~飲食店開業前に知っておくべき、飲食業開業マニュアル

物件は見つかったら、条件調査をしましょう。

「お金」と「チーム力向上」で
愛知県の飲食店のヴィジョン実現を
戦略的に加速する税理士の山内聖堂です。

立地特性調査をして、

コンセプトに合った立地に良い物件を見つけたら、

内見をして

物件そのものの適性を見極める、

物件条件調査を行いましょう。

内見時には

開業時の初期投資に影響を与えるか



開業後の売上と費用に影響を与えるか

に注意しましょう。

どちらも契約してからでは変更できないことがほとんどなので、

契約前に専門家に確認依頼を行うことをお勧めします。

これをしないと、

契約後に内装工事業者に

「電気容量が足りない。」

「目標座席数が確保できない」

「予算がオーバーする」

といったことが起こる可能性があります。

物件調査の方法

店舗物件の条件調査は

店舗の視認性をチェックする

外部環境調査と、

店舗内部の

座席数や給排水空調設備等を見る、

店舗内部環境調査に分けられます。


外部環境調査(視認性)は、

店舗が目立つか。

看板の工事や袖看板の設置が可能か。

入口の間口の広さや見やすさ。

をチェックします。


内部環境調査は、

設備の有無と席数の確認、

導線の確認を行い、

その対策工事の費用や期間がどれだけかかるか、

確認することが重要です。

特に居抜き物件を使用する場合は、

設備のチェックは入念にしましょう!


そして、

最後に契約書類の確認も忘れずに。

物件自体が良いものでも、

契約内容を確認しなければ、

物件の最終的な良し悪しの判断はできません。

100点満点の物件に出会うことはありません。

一般的に、

賃料が安価で

100点満点の物件に出会うことはまずありません。

それに加え、

「良い物件」には高い価値があり、

物件所有者はその価値を、

「なるべく好条件で売りたい」

と思っているため、

必然的に小規模事業者にとって

「良い物件」を借りるのは至難のわざであり、

必ずマイナス要因がいくつかある物件を借りることになります。


物件条件調査により明確化したマイナス要因は、

具体的な対策を講じることで、

100点に近づくかどうかのチェックをしましょう。

大事なのは、

現状のチェックではなく、

予算の範囲内で、

100点に近づく改善が出来るかどうか

です。

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