人が働きたいと思う飲食店とは~人材育成に成功している他社の事例から学ぼう

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人が働きたいと思う会社とは~人材採用・育成に成功している他社の事例から経営について学ぼう

豊田市に人材第一主義を掲げる会社があります。

愛知県の飲食店の開業や多店舗化を
「お金」と「チームビルディング」で
戦略的に加速する税理士の山内聖堂です。


愛知県の飲食店に特化した税理士が、
飲食店の経営を改善する
飲食店の組織づくりについてお伝えします。


ここ数年、

飲食店に限らず様々な業種において、

人手不足・人材不足が問題となっています。


景気の改善と少子高齢化のダブルパンチで、

人材確保がこれからの大きな経営課題となっています。



このような環境の中で、

物流業界という採用の難しい業界で、

3か月間で応募総数が132件、

そのうち採用した人員が14名という、

驚異的な成果を上げた会社があります。


先日、

その会社の会長さんの講演を聞く機会がありました。


その会社は、

豊田市で主に運送・倉庫業を営む

株式会社キョウエイファインさんです。



リーマンショックや東日本大震災などの、

多くの苦難を経て社員さんの大切さを痛感し、

大変な時期に助けてくれた社員さんの恩に報いるため、

「社員第一主義」の会社作りを目指しています。



会社は人材を本当に大切にする会社に変わり、

その結果として昨年、

「豊田市はたらく人がイキイキ働く事業所大賞」

を受賞したそうです。


社員がイキイキと働き、

そのことが結果として事業の拡大につながるとともに、

働きたい会社として人から選ばれる・・・


このような良い循環が生まれています。


人が働きたい会社とはどんな会社か?

働く人がイキイキと、

モチベーション高く働く会社とは、

いったいどのような会社でしょうか?



私はこれまで、

人材が喜んで働く会社について、

書物や研修で学び、

様々な経営者のお話を伺ってきました。


そこでひとつの結論に辿りつきました。



それは、

人は「承認欲求」を満たされて働ける場を提供されれば、

イキイキと喜んで働く。

というものです。



マズローの欲求5段階説
という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。


これは、

人間の動機づけは5段階の欲求に基づき行われる。

という仮説をもとに作られた理論です。



人間の欲求には、

①生理的欲求

②安全の欲求

③所属と愛の欲求

④承認の欲求(尊厳欲求)

⑤自己実現の欲求

の5段階があり、

低次元のものが満たされると、

次の欲求が現れます。



①の生理的欲求や、

②の所属の欲求を満たせない会社
(いわゆるブラック企業)は、

いくら人材を採用しても、

生命の危険を感じてしまうため、

次々と人が辞めてしまいます。



③所属の欲求とは、

家族や恋人、友達や同僚など
共同体の一員に加わりたい。

また、

周囲から愛情深く暖かく迎えられたい。

といった欲求です。



所属の欲求が満たされていれば、

「この会社が好きだ。」

「この会社は居心地が良い。」

という意識になり、

その雰囲気が社外に伝わって、

人材採用は有利になり、

離職率も減っていきます。


例えば、

ワークライフバランスが良く、

福利厚生が充実している飲食店などが、

所属の欲求を満たした飲食店と言えるでしょう。


人材の採用にお困りの飲食店経営者は、

まずはスタッフの所属の欲求を満たせるような
組織づくりを考えましょう。



キョウエイファインさんで
面白い取組だなぁと感じたのが、

月に一度、

プロのトレーナーのもとで

社員全員で身体づくりを行う日を設けていることです。


社員さんに65歳まで健康な体で働いていただき、

老後は全力で楽しんでもらいたい!

そんな想いが背景にあるそうです。


皆でワイワイ運動するのは、

楽しくコミュニケーションが取れて、

関係性が良くなる効果も期待できそうですね。



所属の欲求が満たされれば、

社員の中には、

承認の欲求が芽生える人材も出てくるでしょう。


承認の欲求は、

他人から認められたい。

または、

自分自身を認めたい。

といった欲求のことです。



しかし、

ただ何となく働くだけでは、

なかなか承認欲求が満たされることはありません。


そのため経営者は、

キョウエイファインさんが、

例えば社員の身体づくりの日を設けるという、

所属の欲求を満たす「しくみ」を採りいれたように、

社員の承認欲求を満たすような「しくみ」
考える必要があります。


因みに、

キョウエイファインさんでは、

「こども職場体験」

というイベント(しくみ)をやっています。


社員のお子さんを職場に招待し、

父親と一緒に
トラックやフォークリフトに乗り込む。


大きな車を運転する父親の姿をみれば、

子供は「パパ凄い!」ってなりますよね。


最も身近な存在である家族に認められれば、

父親の承認欲求(尊厳欲求)が満たされ、

「この会社のためにもっと頑張りたい!」

とモチベーションも上がる事でしょう。


あなたの会社に合った

承認の欲求を高める「しくみ」はどんなものでしょう?


社員やその家族に選ばれる会社になるために、

一度考えてみてください。



キョウエイファインさんでは、

社員に選ばれる会社になるために
様々な施策を行っています。


参考になることもあると思いますので、

よければ一度ご覧ください。

キョウエイファインCSR



社員に選ばれる社長のリーダーシップ

キョウエイファインさんのは、

社員やその家族に選ばれるために、

社員第一を掲げています。


こういった組織の組織図のイメージは、

お客様に接する社員が一番上にきて、

経営陣が一番下で支えるものとなります。



このような組織は、

従来のピラミッド型組織との対比で

フラットな組織

であるとか、

逆ピラミッド型組織

と表現されます。



逆ピラミッド型組織を形成するのに必要な
リーダーシップのことを、

サーバントリーダーシップと言います。



働く人々の価値観が多様化し、

社員に選ばれる必要がある今日の経営環境では、

飲食店を多店舗化しようとするならば、

トップダウンのマネジメントではなく、

社員が第一で、

社員に奉仕するリーダーシップが重要である・・。

私はそう考えています。


サーバントリーダーシップについては、

次回詳しくご紹介します。



今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。


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