飲食店の開業を成功に導く事務所通信vol.３３「客単価を上げるメニュー表改善」～あいち飲食店開業資金支援センターの開業販促物作成サポート

「お金」と「チーム力向上」で
愛知県の飲食店のビジョン実現を戦略的に加速する
税理士の山内です。

愛知県の飲食店に特化した税理士が
飲食店開業前に知っておくべき
集客・売上・利益アップの手法を
ケーススタディでお伝えしています。


今回のケースはピッツァ&イタリアンのお店です。


現状では、

ピッツァかパスタの注文が１００％あるが、

それ以外の商品の注文が弱いので、

客単価の１０％程度の向上を目指して、

メニュー表を改善しました。


ラーメン店などお店のウリが明確になっているお店では、

普通のメニュー表では、

お客様の注文はその商品単品のみになりがちです。

そのようなときはメニュー表を改善することによって
客単価の向上を図ることが出来ます。


今回のケースでは、

ピッツァ&パスタのメニューはあえて地味目にし、

アラカルトメニューに写真や説明を入れて、

プラス１品の注文をしていただけるよう誘導しています。

また、

ドルチェのメニューを、

パスタのメニューと同じページに表示することにより、

お客様の目に留まるよう改善しています。


次のページにドルチェメニューを表示した場合に、

ピッツアを注文したお客様が、

（注文したことに満足して）
メニュー表をめくらずにドルチェの存在に気づかない

という事を防ぐことを意図しています。


形式はブックタイプ（差し込み式）で、

製作費は６項×１０部で８．２８０円です。


飲食店は、

年に２度ほど商品の変更や価格の再設定をしたくなるものです。

差し込み式で製作すれば、

印刷は変更があったページだけで済むのが、

柔軟なメニューの変更を可能にし、

かつ、経済的で利点だと言えます。


メニュー表はお店の営業マンです。

メニュー表をうまく活用して、

売れ方のコントロールや客単価アップの効果を狙いましょう。


売りたいメニューがなかなか出ない、

客単価が上がらないなどのお悩みがある方は、

お気軽にご相談ください。