名古屋市など愛知県の飲食店の開業・多店舗化を
「お金」と「チーム力向上」で
戦略的に加速する税理士の山内です。
飲食店に特化した税理士が
飲食店開業前に知っておくべき
集客・売上・利益アップの手法を
ケーススタディでお伝えしています。
今回のケースは繁華街の小路にて開業した
「うなぎ料理店」の販促戦略についての紹介です。
【目的】
・店前通行人に料理の質や値ごろ感などの
お店の良さをアピールしたい。
・夜にお酒が飲める店という利用動機を喚起したい。
・2階に座敷があるので、
ゆっくり食事ができて宴会もできる事をアピールしたい。
そのために製作した販促物は、
・窓面用シート
・メニュー表
・立て看板(貼付ポスター)
・テイクアウト案内のタペストリー
・リーフレット
の5種類で、
費用は50.263円でした。
繁華街は相対的に家賃が高くなります。
そのため、
時間帯によって異なる利用動機でお客さまを獲得し、
より大きな売上を上げる必要があります。
【基本戦略】
・店前通行人に入ってもらいやすい店頭づくり
・昼だけでなく、一杯飲みや宴会需要の獲得
【店頭用販促ツール作成のポイント】
①窓面用シート
調理場の目隠しを兼ねて、
窓一面をアイキャッチとして使用。
お酒も飲める店として、
お酒と串焼もアピール。
②立て看板ポスター(昼)
商品の質感と値段が分かりやすいよう、
シンプルに配置。
店前通行量が多い店舗では、
フリーのお客様の入店を促すために
値段が分かることが超重要です!
*2階座敷の案内は昼夜両方に掲載
③立て看板用ポスター(夜)
「飲める」というイメージをアピールするため
お酒の画像を使用し、
つまみとしての需要が高い串焼きをメインに記載
うな重を食べたいお客様の需要を逃さないよう、
うな重とひつまぶしも掲載。
④持ち帰り案内タペストリー
他の販促ツールとのバランスを考えて、
落ち着いたデザインで作成。
【メニュー表作成のポイント】
時間帯で異なる利用動機を逃さないために、
昼のメニューと夜のメニューを作るのが基本戦略
です。
また、
売りたい商品を食べてもらうための工夫
も忘れずに!
①昼メニュー
できるだけうな丼ではなく、
うな重やひつまぶしの注文を促せるよう、
商品の差を分かりやすく表示。
②夜メニュー
自慢のうなぎ串焼きを楽しんでもらうよう、
表面はうなぎ串焼きメインで構成しました。
【店舗紹介リーフレット作成のポイント】
店舗設置および店前で配布するために作成。
利用してもらいたいと考えている
2階の座敷の様子と夜のメニューの案内をメインに。
お店のこだわりを伝える。
(うなぎが活け締めであることをアピール)