飲食店の開業前に知っておくべき飲食業開業マニュアル~業態を決め、差別化しよう~その2

飲食店の開業を成功させるために、業態を決め差別化しよう(後編)。~飲食店開業前に知っておくべき、飲食業開業マニュアル

飲食店の「差別化」とは

「お金」と「チーム力向上」で
愛知県の飲食店のヴィジョン実現を
戦略的に加速する税理士の山内聖堂です。

前回のコラムでは、

業態の構成要素について述べましたが、

引き続き「差別化」です。

差別化は、

既にある業種を、

どのように新しく提供する(業態)で考える。

と、前回述べました。

つまりは、

お店の「独自の売り」を考える事であり。

マーケティング用語にすると、

「Unique Selling Proposition」

すなわち、

「USP」を考えることになります。

飲食店のUSP

私は、

飲食店に必要なUSPとは、

以下の要件を満たす必要があると考えています。

お店が提供する「業態」が、

①顧客にとって「魅力」的なものであり

②それが他店に真似できないもので、

③顧客が払う価値(対価)が、
 その「魅力」に対して安価に感じるもの

この要件の全てを満たせば、

そのお店は「コスパが良い」として、

顧客に支持されると思うからです。

他店に真似できないもの。

このなかで最も重要なのは、

②の

「他店に真似できないもの」

であることです。

飲食店の5W2Hでいうと、

WHAT(何を)

HOW(どのように)提供するか

ということに尽きます。

たとえば、

東京で流行している「業態」を

初めて名古屋(WHERE)にもってきたとき、

その「業態」は新しいということができますが、

そのお店が成功すると、

必ず真似しようとするお店が現れます。

しかし、

「何をどう提供する」に真似できない独自性があれば、

全く同じ「業態」にすることは不可能で、

独自のポジションは確保することができます。
(真似をした業態のほうが流行する可能性はありますが)

「何をどのように提供する。」

に拘って、業態を考えてみましょう。

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