飲食店の多店舗化チームビルディングのカギとなる効き脳について解説しています。~飲食店の経営を改善し、多店舗化を実現するチームビルディング

チームビルディングの鍵となる効き脳とは(前編)~飲食店の経営を改善し、多店舗化を実現するチームビルディング

飲食店のチームビルディングのカギとなる「効き脳」

愛知県の「オモロイ」飲食店の創業や多店舗化を
「お金」と「チームビルディング」で
戦略的に加速する税理士の山内聖堂です。


チームビルディングとは、

「社員一人ひとりの強みを活かし、
弱みを効果的に克服することを通じて、
成果を上げながら成長を続ける組織づくり」

のことをを言います。

前回の「チームビルディングとは」はこちら

「社員一人ひとりの強みを活かし、
弱みを効果的に克服する」

そのためには、
当然ですが社員一人ひとりの強みと弱みを
お互いが理解する必要があります。


自分や他人の強みや弱みを知るために私が使っているのが

ハーマンモデル/効き脳
 *「効き脳」はフォルティナ株式会社の商標登録。

です。

効き脳とは

前回のコラムでも述べましたが、

人間に「利き手」や「利き目」があるように、

脳にも「利き(効き)」があります。

その脳の効きを「効き脳」といいます。

「効き脳」の違いにより、

思考特性(物事の捉え方や考え方)が人それぞれ異なり、
表れる言動も異なります。

                      出典:フォルティナ株式会社

この思考特性ですが、

図のようにA・B・C・Dの4区分に分けられます。

の強い人は、
論理的に物事を考える人。

問題解決能力は高いのですが、
の弱い人からは
「理屈っぽい!」と思われる人です。

の強い人は、
物事を堅実に考える人。

計画遂行能力は高いのですが、
が弱い人からは
「融通が利かない!」と思われる人です。

の強い人は、
人間関係を最優先に考える人。

対人関係能力は高いのですが、
が弱い人からすると
「馴れ馴れしい!」と思われる人です。

が強い人は、
広い視野で全体的に物事を捉えられる人。

革新的なアイデアを出すのが得意ですが、
が弱い人からすると
「現実を見ようよ!」と思われる人です。

このように「効き脳」は、
「強み」にもなれば「弱み」にもなります。

血液型と同じように、
どのタイプが優れているとかは無いのです。

重要なのは、

チームに所属するメンバーが、

チームの中で各自の「強み」を発揮できるよう
自分とメンバーの「効き脳」を理解し、
活用することなのです!

次回以降、
飲食店のチームビルディングにおいて
重要な役割を果たす「効き脳」について

もう少し詳しく見ていきたいと思います。

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