愛知県の飲食店の開業や多店舗化を
「お金」と「チームビルディング」で
戦略的に加速する税理士の山内聖堂です。
愛知県の飲食店に特化した税理士が、
飲食店の経営を改善する
飲食店の組織づくりについてお伝えします。
人手不足が慢性化している飲食店において、
今いる人材をいかに成長させ、
経営を任せられる人材を育てていくことが、
企業成長や企業継続の必須条件となっています。
人材をしっかり引き上げないと、
優秀なスタッフに仕事が集中
⇩
出来る部下の多忙化
出来ない部下のモチベーションの低下
⇩
スタッフの退職
⇩
経営者やマネージャーが多忙化
⇩
部下が育たず、採用も出来ない。
という負のスパイラルに陥り、
最終的には人手不足で廃業。
といった事態になってしまいます。
そうならないためにも、
現在働いてくれているスタッフを大事にし、
成長させることが、
飲食店の経営上何より大事になってきます。
スタッフの成長という、
経営課題の解決手法のひとつとして、
フィードバックによる部下育成手法があります。
今回は、
フィードバックについて簡単にお伝えします。
フィードバックを活用し、
部下を育成するためには、
チームビルディングの
人材力×組織力×関係力の3つの力のうち、
組織力を整える必要があります。チームビルディングの3要素、
人材力・組織力・関係力の話をするなかで、
改めて
人材力とは何か?というと、
その人本来が持っている
個性や、
その人が獲得してきた知識などの
専門性を
合わせた力のことを言います。
組織力は何か?というと、
会社の経営理念や目的・目標などと、
それらを実行に移すルールなどの整備によって、
チームの能力を最大化する力をいいます。
関係力とは何か?というと、
コミュニケーションの取り方とか、
組織内などの人間関係の力のことをいいます。
部下を育成するには、
部下の人材力を
経営上どう育てるか(育ってほしいか)
というキャリアプランが必要です(組織力)
そのキャリアプランで定めた目標(組織力)と、
現在の部下の人材力のギャップに対し、
フィードバックという
コミュニケーション手段(関係力)を使って
その差を埋めるための成長を促すのです。
つまり、
部下の成長のためにフィードバックを活用するには、
上司と部下との間で、
目標が共有されている必要があります(組織力)
また、
耳の痛いことを伝えるためには、
「経営上、成長のためには
耳の痛いことでも伝えなければならない」
という共通認識(組織力)も必要といえます。
このように、
チームビルディングとは、
人材力×組織力×関係力を
総合的に高めることを通じて、
成果を上げることを意図した組織づくりをいいます。
フィードバックの能力(関係性)を高めるだけでは、
組織としての能力が高まるわけではありません。
上司と部下が目標を共有し(組織力)て初めて、
部下の能力(人材力)向上の手段として、
フィードバック(関係力)が機能するのです。
人材力×組織力×関係力の3つの力が、
バランスよく成長することを通じて、
組織の能力は高まっていくのです。
チームビルディングの研修では、
フィードバックの研修も行っています。
長くなりましたので、
フィードバックの具体的なやり方については、
後日ご紹介しようと思います。
今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました!